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夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

東方神起の正しい愛しかた


昨日はファンとそして「愛」について書きました

今日は韓国芸能界および世界で東方神起裁判と東方神起がグループがもたらしている社会的影響について
書いてみたいと思います。

まずはSMエンターテインメント社について、なのですが
非常に優れた企画会社であることは疑う余地がないくらいです
BoAや東方神起を日本に送り込んで、J-Popを学ばせながらK-Popへと導く市場開拓を行なったことや、
現在のK-Popの世界戦略に非常に大きく貢献していること、イ・スマン氏の公演でも、非常に
コンテンツを重視していることや時間をかけたパフォーマーの育成に力を注いでいることが
伺えます。 優れた開発チームを持ち、パフォーマーのみならずスタッフも
優秀な人材を揃えることのできる力のある会社だと思います。

ただし、今国策で韓流を世界に展開しようとしているときに、「奴隷契約」という言葉はさておいても
長すぎる専属契約期間や、天文学的な違約金の存在は明らかに是正されるべきことでもあるのではないでしょうか?
東方神起の場合、特に違約金の高さは目をひきます。

私は米国で暮らしていますので、裁判、訴訟にはとくに驚きません。
契約は、そこいら中に転がっていますし、自分は、世の中に平等なことなど無い、
というのが持論なのですが、人間は公正を求める生き物でもあるのを知っています。
契約、というのは双方、あるいは一方が合意を止めた時、解除できることが基本だと
米国暮らしで頭にしみついています。解約に違約金が生じ、ペナルティを支払う事になるのも当たり前のことですが、これが通常予想される範囲をはるかに超えて、およそ支払い不能な金額である場合は
あきらかに不当とみなされるでしょう。
携帯電話の解約違約金数百ドルですら、集団訴訟が起きる国ですからね。

そんな米国、あるいは他の国々で、こういう芸能界のお家事情がさらされれば国策で
韓流を広めたい韓国にとってはどうなんでしょうか?

また、訴訟を起こした3人を、歌番組から排斥している現在の韓国大手放送メディアの状況も
これも訴訟中であるからと弁明したところで、背景にある企画会社の圧力を世論が見逃すことはないかと思われます。おかしなことに、これに日本のメディアも追従しているのはどんなものなのでしょう?最近の日本はガラパゴスを通り越しているような気もしたり、また日本のメディア特有の様子伺いで、白黒が付くのを待っているのかもしれませんね。

この裁判は言ってみれば、クーデターのようなものでしょう。これを放置すれば、今まで築いてきたSM社の方針、ビジネス計画すら変えねばならないかもしれない。必ず前例を見て、行動する後続者が出てくるでしょうから。ですから、今まではこのような造反はあっても、事後に芸能生活が破綻した芸能人が多いと聞きます。

ですが、こんなことわざが有りますね。反抗は革新の母である、と。つまり、反抗がないところで革新を行うことは難しい。もし、3人が裁判で何らかの成果を上げることになれば、それは韓国で芸能に従事する人々全般に対して
確実に意味のあることに成ると思われます。いずれ、何人ものアーティストが海外へ出ていく中で、起こるべくして起こった裁判と私は考えています。でも、なぜそれが東方神起でなければならなかったのか、惜しむファンが非常に多いでしょうね。

東方神起は現在の韓流、K-Popスターたちよりも先に外の世界を見てしまった。日本に来て、芸能活動をしていた彼らが、苦労の末に栄光を手にした。彼らの音楽性に広がりを与えた、日本の音楽界。皮肉なことにそこで、彼らのグループとしてのアイデンティティに揺らぎが生じたのかもしれません。ユノ氏がインタビューで言っているように、「若くして成功して、周囲の雰囲気に呑まれた」と。自分たちをグループとして見る、その見方にずれができたということでしょうか?

ただ、どんな理由であれ、3人の訴訟によってアジアの宝石であった「東方神起」が危機に瀕した事によるファンの失望や、それによって選択を異にした二人の青年が受けたであろう個人的な損失については別に語られなくてはならないかと思います。

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