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夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

符号...5,6,7,8 and another "Nine"

東方神起の「暗号」は色々なところで耳にする。
自分は暗号とやらはあまり得意ではないし、運命論者でもなければ占いもダメなほう。
ただ、後から考えてみたら、「そうだった」なんてことはいくらでも有るな、と思うだけで。
数も自然に繋がってるからしかたない。

ただ、記号や符号は好きなのだ。数列、シークエンスも好き。

そもそも、「東方神起」が気になり始めたのは、2010年の4月3日が
自分の父の命日になってしまったことがきっかけだった。なんというネガティブな始まり。

まあ、それはそれでおいといて、「東方神起」には7という数字がまとわりついているらしい。というところからパンドラの箱を開けてみる。

11月23日の初来日。
11月23日TV初出演。
4月3日無期限活動休止。
9月16日JYJ活動休止。
11月23日二人での活動開始宣言。
他にもあると思うけれど、ざっとこんなものか…

アルバム「The Secret Code」には色んな暗号遊びが施されているらしいが、
7曲目に収録の「9095」はその中でも有名な曲かと思う。
これはとても不思議な曲で、メロディもそうだが詞も不思議。
「上がり始めた砂時計」とか「目覚めてゆく化石」とか時間を逆行するような
フレーズが目に付く...

時間を逆行…これはどこかで?と考えていたら、JYJの「I.D.S」の詞に感じていた違和感を思い出した。これはもしかすると逆順から時系列をたどっている?とは思っていたのだが、関連付けるところが無かった。示される「理想のシナリオ」。Ideal Scenario と I deal senario、どちらにも意味が有るのではないか。すなわち、すでに有った筋書きを、自分のシナリオに書き換えた、という解釈はどうだろうか?曲の印象としても「I.D.S]と「9095」の不思議感は似た系列かもしれない。不思議なのに聞いていて疲れない。

そもそも、5人の東方神起の暗号の最たるものは、「10000」で、これはメンバーの誕生日を全部足した数らしい。そして9095が分裂のシナリオの符号?5人の東方神起が消える、9095…?「I.D.S」はアルバム「In Heaven」の6曲目に収録されている。逆行というなら7曲目から1曲確かに逆行している。

それならと、「The Secret Code」を見てみれば、6曲めには「忘れないで」が収録されている。

「忘れないで」。最近台湾のホミンファンミーティングで、ファン制作の動画として流された曲。ジェジュン氏作詞ということで、何かと物議を醸したりもしている。この曲については、気になっていることが有る。

それは「W」を作った井上慎二郎氏の作品である「Duet」。そこに埋め込まれた「忘れないで」の符号である。

言っておくけれど、これは私のひどく個人的な見解、解釈なので、井上氏の制作意図とは全く関係が無いことをあらかじめご了承いただきたい。

二人の東方神起の「Duet」に埋め込まれた「忘れないで」のフレーズとメロディー。それはジェジュン氏の「忘れないで」を私に思い起こさせるのに十分であるだけではない。

私はこの曲がJ-POPからの「東方神起」へのメッセージ、あるいは東方神起をJ-POPアーティストとして愛している日本ファンからのラブレター、あるいはユ・ヨンジン氏の「Why」への柔らかな反撃と解釈する。「あなたたちが、J-POP歌手であることを忘れないで」という日本ファンの想い…。もちろん彼らが韓国人アーティストであり、SMEの演出がそれに見合ったもので有ることは知っていながら、J-POP歌手としての彼らを期待する気持ちは日本ファンのみならず、台湾やタイ、他の国でも大きいのではないか?いちど聞いたら頭に張り付いて忘れられないメロディーとフレーズ?井上慎二郎氏はまったくもって「切ない」。私のなかの「日本人」がしがみついて離れたがらない。

私がこう思う根底には、「Why」と「Before U Go」による「東方神起カムバック劇」が、K-POPのJ-POPへの挑戦を暗示していたのではとの考えがある。あれは実際目も眩むようなK-POP、SMPの真骨頂であり彼らのK-POPアーティストとしての一面を見せつけた。JとKにアイデンティティを引き裂かれた「東方神起」のKへの回帰でもあり、SM社の韓流世界進出の一翼を担わなければいけなかった「東方神起」にとっては必須でもあったと思う。SM社の意地も見え隠れする。更に言っておけば「Before U go」は「Stand by U」へのアンサーでもあったのではないか。あの紅白での3人と2人の姿は日本ファンのみならず、SM社でも見ていたに違いない。あのとき、満場の日本人観客を前にユノ氏とチャンミン氏は何を思っていたのか?そしてAvex松浦氏への握手拒否。そしてそして、今年の紅白は「Why」なのである。

「Why」はアルバム「TONE」の8曲目。8曲めのMythはそれがゲーム(勝負)を指しているということらしい。「The Secret Code」の8曲目は「呪文‐Mirotic」。戦いのファンタジーは「東方神起」の初期からその作品群に多用されている。「O・正・反・合」もそうだし、今や東方神起事態を含んだ、SMEのマーケティング全体がコズミック・ウォーファンタジーの様相を呈している様に見えなくもない。

もしも分裂自体がゲームであるのなら...「楽しまないか?」

東方神起の分裂が、ゲーム?ゲームであるのなら、その次の担い手はもうすでに用意されている。SMEの新ボーイズグループEXOだ。「Mirotic」のフレーズはまるで彼らの分裂がEXOデビューの伏線でもあったかのように耳に響くのは私だけだろうか。

EXOは同じ名を持ちながら最初から「分裂している」、二つのボーイズグループが中国と韓国で同時にデビューする、というプロジェクト。東方神起を超えるグループとの触れ込みだ。バーチャルなライバル関係をファンタジーにしながら、その結合も仕掛けうる…「東方神起」の時計を逆回しにするかのようなセッティング。そしてどのように敵対しようとも、SMEの箱庭のなかで行われるゲームにSMEは足元を掬われることはもうない。骨子は予想していたこととは言え、このようなカードを見せてくるとは、またしても、SMEの戦略に「やられた」感は拭えない。SMEは本当に上手い。しかもこのグループ以降は日本市場にそれほど注力しないだろう。というより、日本に特化したスタイルを止めるのではと思われる。アジア市場とひとくくりにまとめたほうが効率的であるし、東方神起で起きたようなアーティストのアイデンティティのゆらぎを抑えることができるからだ。

そして私たちの「東方神起」と彼らの「夢」はどこへ行くのだろうか…

*長くなりそうなので、二つに分けることにします。