夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

Xia the Spider

Xiaのアルバム、そろそろ皆様のお手元に着いてる頃ですか?みなさん聞き込んでいるでしょうね。

とりあえず、4曲目に入っている『No gain』については前記事で上げてしまいましたが、そのほかにもこのアルバムには注目するところが大きかったです。

「Tarantellagara」のMVは映像に色々な情報が入っていると思われますが、皆さんはどう解釈されましたでしょうか?

まず、前記事でも触れましたが、このMVが公開された時、つべですぐさま巻き起こったのが「ゲイ論争」でした。日頃ビジュアル系なんぞを見慣れてるニッポンのオーディエンスには今更何更なわけですが、化粧した男、女装とくれば英語圏で「ゲイ」とくるのは、まあ当たり前というか。K-POPそのものもゲイ・ポップだろ?とか言われている始末ですし。このことについては最後にまとめてみたいと思います。

とりあえず、このアルバムを聴く上で気になっている「ひっかかりどころ」をリストアップしてみます。

?Tarantallegra
Flowsikのラップ。とても野太い声で、オーラ満載。
それに加えて、意味を考えてみるべき詞でもありますね。

まずイントロ部分。(ジュンス+Flowsik)

Yo this time, come on, come on, Xia you get'em, get'em

「シア、さあ、お前が掴め」つか、取ってこい!的なww

ですね。誰を???何を???とっちゃえって言ってるのう??

さらに、中盤のFlowsikラップ部分前半。

You've been chosen, let the music start controlling. Your mind, heart, soul will shine
like gold, baby girl, you know it!

「お前は選ばれた。音楽に任せろ。お前のこころも魂も金色に光り輝くだろう。ベイビーガール、お前は知ってるはず」

baby girl, you know it。。。。ここで『No gain』の歌詞とかぶってますww

まさかのFlowsik!のげいんかぶりです。。。

?映像情報はここでもいつもおなじみのとみさんのブログ「とみ的東方神起論」でとみさん解釈が読めます。ここでは私が面白いなと思った部分を少しだけあげておきます。

まずは王様&王子様−王子の涙が印象的。背景に4つの排気孔というか、巨大な扇風機=ファンが回っているのが見えますが、王子様のところでは赤色がちらつきます。

それから、頭に赤い鎖編みのターバンみたいなものを巻いたジュンス。衣装の袖口にも赤いフリンジ。バレエのように優雅な仕草を画面左端から現れたカメラが写そうとしています。追記:「仁」見てきましたら、この編みこみターバン巻いたのは、キーセンみたいだなと感じました。そうでなくても舞手、のような。そして赤い服も着てますね。この赤は女の表象でしょうか?

その後女性ダンサー3人と男性ダンサー二人の絡み。センシュアルな動きは女性が主導の感じです。その際、背後の4つのファンは赤い。

その後儚げな、女性に扮したジュンスが出たあとに出てくる大仏の様な赤い頭と縞模様のタランチュラを思わせる衣装。ここで透明な糸で女たちがジュンスを縛る仕草。ところが場面がかわると、女達が自分たちに糸を巻きつけるような仕草です。女を表す色が赤であるとするなら、ここでの儚げな、どうみても女性にしか見えないジュンスに「赤」は着せられていない、、、それはなぜでしょうね。

ここで、ちょっとMiroticと比較してみます。Miroticでは赤い女神というか魔女のようなものが迷路に5人を導くのですが、縛り付けられたり、水に沈められたり、ガラスケースのなかに閉じ込められたりするのは5人の方でした。追記:MiroticのMVの美しさにもう一度感嘆するとともに、こちらの表象は男と女のみだと言うことに気づきます。そして、「魔女」と戦うのはただひとりユノ氏、三人は三様に捕まえられます。そしてジュンス氏。微妙にレーザー光線を「かわし」てますが、手は出ない?ともあれ、ユノ氏が「女」を退治し、女はビデオの最後に消えてなくなります。

そしてあの、大仏ヘアジュンスw(シヴァなのかなあ??とも思うのですが)が後ろ向きで首筋から背中の上半分を露にしますね。あらわになったあの部分。彼ではない誰かであれば、何かが見えたはず。。。。見えないのに、、、、見える。。。みなさんには見えますか?その文字列が?

また、場面が変わり、カメラで撮影されるジュンス。気がつくと彼自身もカメラを構えています。たしか、カメラが趣味な方がいましたっけね?

最後に笑うスパイダーマンは赤い服を着てます。かれは男?女?

他にも色々気づかれたかたいらっしゃると思いますので、よろしければ教えてください。

?「露を含んだ木」

この曲はジュンスがファンに向けて送った曲と言われています。
東方神起時代の「明日は来るから」の詞からインスピレーションを得ているということも。
震災の時にツイでつぶやいてくれたフレーズもそこからでしたよね。

?タランテレグラのMVが出る直前にジュンスが呟きました。ボラボラ島の写真と共に、いつか愛する人と一緒に行きたいと。私達ファンにとっても、楽しそうな5人が目の前によみがえる。そんな良い思い出の場所では無いんでしょうか?

そして、最後に総括として、つべコメとかでも言われていることなのですが、これは韓国では結構、ガチガチなセクシュアリティへの縛りがまだ現存するということに対するひとつの問題提議なのではないかということ。信じがたいことですが、韓国では姦通罪等というものがまだ法として残っています。もちろん、これは男性だけではなく女性側からも提議できる法律ではあり、無くそうと努力をしている模様です。ともあれ男らしさ、女らしさといったものに対する既製の枠組みを壊そうとする以上に、どちらかがどちらかを縛る、というのは辛いのでは?例え、女が縛る方であったとしても。

縛りと言えばこのMV、人種や国籍といった事柄も、ラテン系なダンサー(しかも男女−なよっとしたモデル歩きに、およそ可愛いとは言えないガチムチな女戦士風)、ラップ(ブラックミュージック)とティンパニの組み合わせ、ヒンズーの神やら、スパイダーマン(2次元素材)など等、「多様性」を語るにふさわしい内容になっていると思いますね。

音楽を正攻法で行う。もちろんでしょう。ただし、そのように発言している人や団体のみがその権威によって「正しい」音楽やら良い音楽を生み出せる、と勘違いされることはおかしなことですね。音楽ってそういうものでしたでしょうか?モーツァルトなんて、それこそ失神音楽だったはずですよね!その意味で、SM社の音楽も確かにとても「失神」(つうか妊娠警報?)ですしww ジュンスコンには救急車が来ちゃったらしいwww そして音楽が伝えられることは、音楽だけではないというのは、皆さんがよくわかってらっしゃることではないでしょうか?もちろん好き、キライはあるでしょうし、それが当然だと思います。それもこれも、勝ち負けでもないし、数字でもない。

この音楽で、何もかも、受け入れるよというメッセージをこそ、私は今感じております。
だってジュンスはサッカーの死神様w

そして、「ゲームなら楽しまないか?」

キックオフです。

え?私の感想ですか?
まあ、、、「赤い」ですね。のげいんの仮タイトル位、赤いです。。。ふう〜

動画お借りしましたww