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夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

どうしてJ-POPがK-POPになってしまったんだろうーその2

東方神起『Android』のメイキング映像が出ました。

一言。

J-POPがK-POPになってしまった瞬間 by TVXQ。
これでございます。

多分にどのタイプのトンペンファンにおかれましても、東方神起というものは今までは「ダブルフェイス」として存在してきた訳ですよね?

スタンダードにJ-POPを歌う、J-POP「歌手」の側面とK-POP「ダンスアイドルグループ」である側面は、アエラでユノ氏が語ったように、日本にいるときはJ-POP、韓国にいる時にはK-POP。そういう二つの顔でいままで来ていた筈ですね。それが、ここへ来てのこの戦略。J-POPのK-POP化ですね、もはやこれは。二つの顔の統合。

なぜならMVはやはり圧倒的に「視覚」に訴えるもの。これは、J-POPをK-POPとしてプレゼンテーションを行う、ということでは無いでしょうか?

MV用の衣装、セット、ダンサーさんも Made in Korea。肉体の限界を見せつけるような激しいダンス。楽曲こそ日本、ですが。日本的なK-POPと言うよりは、J-POPがそのままK-POPに吸収されてしまう感じです。つまり、K-POPは様式であって、スタイルです。そして楽曲は、ほぼ何でも構わない。というか、ダンスできる良曲ならば、どの国の作曲者でも構わないわけですよね。

東方神起がJ-POPを歌うことへの期待度は非常に高い。

これからSME-Jが東方神起のプロデュースの舵を取るとすれば、SM社の売り出すJ-POPということになってくると思っておりましたが、どうやらこれがひとつの企画のように思われます。これはもはや、J-POP、K-POPといったカテゴリで括らない、とか音楽とスタイルの融合であると言うこともできます。しかし、多分にK-POPという音楽を世界市場に推し進めるひとつの方策ともいえると思います。

なぜなら、この『Android』が世界市場で括られるカテゴリは多分K-POPとしてです。先日のSpinマガジンに「どう君」が入っていたことよりも更に高い確率でK-POP曲と認知されると思います。なにせ、見た目がK-POPですから。そして、東方神起によってであれば、J-POPが世界市場に出られる可能性は高い。

しかしこれは逆説でもあります。

例えば、北米市場なのですが。。。。K-POPはやはり躓いてるかな。この動画、見てみてください。

『K-POPを見たアメリカの子供たちのリアクション』

子供たちにこのグループの国籍はどこだと思う?と聞くとかなりの割合で「日本」と答えます。
「ベイビーしか意味わからなかった」など等、言葉を理解できない様子を見せる子供たちが「日本語のアニメは言葉がわからなくても面白いから全然OKで見ちゃう」と言ってしまう。

それから、アイドルシステムについては厳しいご意見イッパイ。大きな事務所で練習生を集めてトレーニングを施してデビューさせる方式を聞かされた子供たちは「スターになりたいなら自分で考えるべき」「パペットみたい。ちゃんと報酬もらえてればいいけど。」「私がもし彼らの音楽が好きでも、それは彼らの仕掛け人が好きだってことね」など等。。。怖いくらい真実を言ってくれます。子供たちはwww

イ・スマン氏が韓流世界進出について「Culture first, business next 」と話したらしいですが、その肝心のCultureの部分が弱いんではないか。そのため漫画やアニメなどの日本文化、オタク文化市場に大きく頼らざるを得ないのではないかという現実も見えるように思います。

そこへの東方神起。

世界中に「オタクなファン」を抱えるモンスターですが、K-POP回帰では、上記の脆弱性で北米進出はままなっていない。で、あればJ-POPを取り込んだK-POPでまずはアジアをもう一度狙おうという事かな?

東方神起が「オタク層」をこれほどに掴んだのは、やはり彼らの背後にあった日本が大きいのではないかと思います。シンガーソングライター中心の音楽市場になりつつある日本での活動に伴う彼らのアーティスト性の変化や、「自分で考える」、、、つまり創作性の現れなども有ったと思います。未だにジェジュン氏作の「忘れないで」が「忘れられないで」いるのもアジア全体にも、方向性の変化があることの現れでもあるでしょうし、いっときの韓流ブームが去った後の最近のアジア市場のJ-POPへの回帰ムードも見逃せないことですから。何しろ「日本」は外せない。しかしそこへK-POPを絡めたい、SM社の方策の模索でもあるような気がします。

*いつもであれば、TVXQカテゴリに書く筈の記事ですが、今回はK-POPカテゴリにあえて書きます。
なぜならこれは、アーティスト自身に関してではなくあくまでも「K-POP戦略」についての記事であるためです。

動画はお借りしました。