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夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

現象としての東方神起−愛と戦争1

萌えない話です。恐縮です。
(しかも月前半はひどい風邪をひいて使い物にならず、お断りもなくブログを延々と休んでしまいました。すいません。)

突然何を?と思われるかと思うんですが、実は先日来考えてきた事でして。
言ってしまうならブログを始めてからずっと暖めてきたテーマでも有ります。
(もう1年近くになります。昨年の10月から始めましたからね。こんな飽きっぽい自分がww)

韓国と日本の関係がこういう状態になり、今になって国民性やら文化の違い。政治的な摩擦から皮膚感として感じる「差」というもの。そういうものが実は「東方神起事象」にも彼らのアイドルとしての活動の歴史と並行して、少なからず影響があったのではと考えているためです。そしてその真ん中に居座っていると思われる「腐女子」というファンのあり方についても考えてきた事が有りました。

ですので、とりあえず書き留めておこうと思って居ます。

まずは戦略としてのホミンとオルペンの関わりを考えてみました。
(2011年から今年初頭のTONEツアーまでの5集活動の流れで考えます。)

とりあえず、現在の状態から言いますと、日本では非常に定着した感が有りますね、二人の東方神起と「ホミン」人気。

腐女子人口の非常に多い日本では、カップルとして彼らを認識するマーケティングの方法が抵抗なく受け入れられ、彼ら二人を「夫婦」、「恋人」として認知するような雰囲気の言説が、少なくともファンの間、つまりブログや、掲示板、SNS等に非常に多く見られます。腐女子ではもともとなかったというファンも多いみたいですが、個人のファンであっても日本の場合はカップル戦略を受け入れるのに抵抗感が少なく、そして当然のごとくカップルファンとしての東方神起ファンも多い。二人が好きなのでオルペン、という言い方をされる方もおられる様ですが、正直に申せばカップルファンと物理的には変わらないのではと思われます。そして同人誌やブログなどでたくさんのFF、またカップルのファンアートが見られます。

またこれは二人の東方神起に限った現象では無いですが、日本には高齢ファンが非常に多い。それと、二人が好きな上記の「二人オルペン」以外に、日本ではホミンを応援する「5人オルペン」が多数存在しているということも否めない事実であると思います。この1年細々とブログを書き続け、それなりに観察し続けていますが、五人時代からのコアな5人ファンの方はもちろん、二人をテレビなどで観て好きになり、YouTube等をあさった結果として「5人オルペン」になったという若年ファンも増えた、という事が実感として有ります。もちろん、同じように入って「二人ペン」になった(或いは個人)、という新規ファンもたくさんいる気がします。どっちがどれだけ、なのか、数量データなどは無いのですが。

一方、彼らのホームグラウンドの韓国では、これは元々あった傾向と言われていますが、個人ファンが非常に優位かつ、基本になっている。もちろん腐女子ファンも居て、二次創作活動もそれなりに盛んですが、「腐」的傾向に拒否反応を示すファンも少なからず存在する、ということは現象として比較できると思われます。そしてそう言ったファンたちが最近声を上げてきている、という事象もあります。また、ファンの平均年齢が日本に比べ格段に若い事もまた比較のひとつの要素になると思われますね。

そして韓国側に特徴的な事例では「オルペン」が激減してしまった、という事が言われています。これは元々個人ファン優位な国ですから、それを差し引いて考えるのが妥当かとは思いますが、それでも巨大なファンダムでしたから「推しメン」がそれぞれ存在するにしろ、それなりの数の「五人神起」ファンもいたはずだったのではと思います。ファン文化の一つとして、「カシオペアの言葉たち」というものがあると思いますが、その中の「5−1=0」という数式が象徴するように、5人の団結を美しいと感じるファン文化も確かに存在していた。しかし、それが現在は風前の灯火となっている、ということでしょうか?また、それと連動するように、カップルファンの存在感が薄まって来ているような気がします。

もちろん二つの異なったマーケットを相手にするのですから、それぞれに戦略が無ければいけなかったことは頷けることです。そして、いくら戦略があったとしても予想通りの結果に落ち着くわけでもない事も確かです。

ですが、、、、

ごくごくシンプルにその戦略を表現するとすれば、5集活動に際し、韓国サイドでは「戦争」が行われ、それを受けた日本サイドでは「愛」、非常に対照的なテーマが選択された、と言えるのでは無いでしょうか?

楽曲を対照させるなら、

韓国サイドでは「Why−Keep Your Head Down」「Before U Go」「信じたくない話」。。。

日本では「Duet」「Still」「Back to Tomorrow」。。。。

もちろん、そこに日韓の文化の差も如実に現れているかと思われます。韓国の制作サイドは前にもブログ記事で書きましたが、ユ・ヨンジン氏中心に、K-POPの真髄というべきものを見せていると思いますし、日本サイドは井上慎二郎氏をメインに据えた、J-POP。戦いと、それで受ける傷を恐れぬ韓国、受け入れる、和の観念の強い日本、、、極めて簡単な比較ですが、非常に異なった文化背景も、そこに見える気がします。

そしてこれらの戦略は、ファンの感情を左右し、それによる消費も左右したと考えて居ります。戦略はファンの反応や結果に応じて常に修正され、アーティストの次の方向性に繋げられていくものと理解して居ります。

この二つの戦略に対するファンの反応をその言説を通して、比較してみたいと思います。

(長くなっていますので、分割します)