夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

Ready, Set, Go! - AZIATIX

これをK-POPと位置づけるかどうか?
実は周囲のアメリカ人の皆さんに聞いてもらったうちで、一番評価されてる韓国のアーティストがAZIATIXです。

K-POPはほとんどが、北欧のポップファクトリーみたいなところで量産されている性質からなのか、何か、アメリカンポップのヒットナンバーのどこかしらがはいっていると感じるようで、オリジナリティが無い、ということを、一般の音楽好きのアメリカ人はやはり指摘します。

AZIATXに私自身が感じるのは、アメリカンインディーのようなロックっぽい楽曲の作りにラップが乗ったりする新鮮さ。彼らは、確かにアメリカ人としての側面ももっていますし。今回のこの曲にはそういったなかに、アリランが入り、彼ら自身の民族的背景も出してる。曲自体には、どこかから借りてきたみたいなヒット曲のフックとかは無い。この辺がK-POP的じゃないアプローチでしょうか。

彼らがK-POPのなかにカテゴライズされるのか、普通のポップチャートでアジア人アーティスト、韓国人アーティストとしてオリジナリティを出していくのかはまだ定かではないんですが、今の時点で、アメリカの音楽は彼らは消化しきれている状態じゃないかな?と思います。その上で、どんな風に韓国的にオリジナリティを追加していくのか、、、それが楽しみな感じ。そしてK-POP全体に対しての音楽的な評価は低い中、「これなら聞いてもいいかな?」という声が周りで出ている事を記憶に止めておきたいと思いまして、上げてみました。

*動画はお借りしています。ありがとうございます。