夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

Significant Other

死はごくありふれたものです。
遠くに見える時もあれば、隣に来ている時もあります。
最近のチャンミン氏とユチョン氏に起こった出来事、そして昨年3月11日に起こった出来事は、私にもう一度あの言葉を思い出させました。80年代を席巻した藤原新也氏の写真集タイトル。

Memento Mori(死を憶え)

本題に入る前にちょっとだけ、自分の記憶を手繰ると、私はあのバブルの時代、「見ようとしなければ見えもしない死」と無理やり向き合う勢いで彼の著作にかじりついた、そんな気がします。自分はその当時20代。現在の5人も20代。現在の日本では、無理やり見ようとしなくても簡単に見つけることが出来る「死」。だからこそ今は逆に彼ら5人の発する生のエネルギーが観衆を惹きつけるような気がします。ですが、あの時も今も同じように死と生は常に隣あわせて存在しているのではないか。

ミュージカル、エリザベートで死神トートを演じたジュンスが南米ペルーのEL COMERCIO紙によせたインタビュー記事の英訳が上がっていました。そしてその中で、私が今まで聞きたくても聞けなかった言葉が彼から発せられていましたので、あげておきます。

Q:Did you expected to be as successful as JYJ when you separated from the TVXQ?

A:I think it would be more appropriate to say we separated with the company we were with at the time. TVXQ as five members will always be significant to us. When we parted with the company as I told you before, we thought we were over (T/N: Their career). Fortunately it did not turn out that way. There were many people who kept their love for the three of us and were waiting for our return. It was these people that motivated us to create better music and better songs to return again.

質問:東方神起を離脱した時に、JYJとして同じ位に成功できると予想されていましたか?

答:私は、我々がその当時所属していた会社から離脱した、と表現するのがより適切であると考えます。5人メンバーの東方神起は、これからも私たちにとってずっと大切なのです。会社から離脱した時、前にお話したように自分たちが(彼らのキャリアが)終わった、と、私達は思いました。幸運にして、そうはならなかった。私達3人への愛を持ち続け、帰りを待っていてくれる人が沢山いました。より良い音楽、楽曲を創り、またお返しするよう我々を動かしてくれた人たちです。

情報元:DBSK Sleepless Nights
元記事:http://elcomercio.pe/espectaculos/1383969/noticia-exclusivo-jyj-hablo-elcomerciope-su-record-ventas-peru

私はいつも、彼らはSMエンターテインメントという会社から離れたのであって、東方神起から離れたのではないと「思う」と書いてきました。それはジェジュン氏が絶対に JYJ from 東方神起を捨てようとしないということを根拠にしてきたのですが。でも、ハッキリと彼らの言葉で説明を聞いたことはなかったようにおもいます。今回のインタビューではジュンス氏がこのように明瞭に言葉を発しました。

彼らを東方神起から出ていったという方も沢山いらっしゃることは存じています。ですが、会社は出ても、なお本人たちは東方神起であり続けている。私とこの考えを分かち合ってくださる皆さんの為にこの翻訳を致しました。

同インタビューでは、英語のアルバムを今年後半リリース予定であること、ですが米市場には参入は考えて居ないことなど、面白い展望も覗かせています。個別活動の様子から、音楽もソロになりますかとの質問には、音楽は今のところJYJとしてのプランのみですと答えています。

また、前回の記事でアメンバー限定にしていた記事の内容も以下に記載します。限定記事はコメントされたアメンバーのみなさまのプライバシーの為に公開せずに保存致します。

ジェジュン氏の3月10日チリコン衣装です。
Colors of my days


二人の東方神起が、同じく3月10日に福井から東北へ送ったエール曲。「The Way U are」オリジナルのPVです。後半部の白の衣装のジェジュン氏を見てみてください。

ユノ氏、チャンミン氏の大阪ライブのTシャツは、赤に着替えず黒のままで有ったそうですね。

これらの事の解釈は見るもの、聴く者、読む者の自由です。どのようにでも捉える事が出来る。

タイトルにしたSignificant Otherという言葉は「大切な人」。夫婦や、長年のパートナーとしての大事な誰かを呼ぶ言葉です。私は、今は道を違えている彼らが、未だにお互いを思いやっているように思えるのです。色々な事が有りました。また色々な事が起こるかもしれません。悪い事もあるかもしれません。けして美しくないものを見る可能性もある。

それでも、です。良い事もあるかもしれない。今の私にとって、5人は「可能性」であり、オープンエンドのストーリーです。

ユチョン氏、チャンミン氏がご家族とお別れの時間をとることが出来、いつか癒されるまで充分に大切な人に対して悲しんであげる時間を持つことが出来るよう願っています。

*画像、動画はお借りしております。有難うございました。