眼鏡とまなざし
気が付いたら1年半もブログは書いていませんでした。引っ越しとフルタイムで仕事に復帰して2年あまり。毎日かなり緊張していたように思います。
これは以前Stellarについて書いた記事の前後に出てたPVでいつか取り上げようと思いつつ今になって仕舞ったもの。
2019年、ネットフェミニズムの嵐が吹き抜けている日本でも女性アイドルのこんなMVにお目にかかることはまだまだできません。設定はというと…
可愛いBESTieメンバが近寄るジェントルマン風の男たちをとある眼鏡をとおして見る。とそこに現れるのは男たちのあけすけな欲望の「まなざし」や「ホモエロティック」。この眼鏡は腐女子眼鏡か?はたまたフェミ眼鏡か。。。フェミニズムや腐女子という現象を可視化のツールととらえる自分にはこの視点がピンと来ましたが、これを援用してMVを造るまでになっているK-Popはやはり面白いと思った事を記録しておきます。
最近SMのRed VelvetのIreneがフェミニズム本を読書しているとインスタに上げて炎上したりしているところを見れば、韓国のフェミニズムが対峙している状況も一進一退といったところなのでしょうが、それでも暴漢に襲われた被害者のアイドルが舞台で謝罪し、犯人は不起訴になる日本と、アイドル本人たちの何がミソジニーなのかに対する認知度がはるかに違ってきている気はしています。
タイトルに入れた「まなざし」はこの数年でSNS上でハッシュタグつきで揶揄され、スティグマになりかけているこの言葉をそろそろreclaimしても良いのではとの思いと、PVの中のBESTie達が「私達も見られるだけではなく、時には見ている」側に立つという部分を同時に表現できるので付けて見ました。Queering「まなざし」(^^)…
Bestie-Excuse Me