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夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

政治的な話

話は数年前の夏に遡ります。(いきなり遡って済みません。汗)

割と親しくしている日系人の大学教授が原爆に因んだ記事を、このあたりで発刊されている地方新聞に書かれました。

要旨は大変簡単で、「原爆投下は本当に必要な事だったのか?疑問である。必要なかったのではないか」という記事です。

その当時、この小さな街で結構これは大変な話題でした。
かなりの議論になり、賛否両論が新聞社にE-mailで寄せられ、次週には読者からの反響としてページが割かれました。だいたい8割が彼に反対、2割が彼に賛成の立場だったと記憶しています。

アメリカの歴史教育では、

「アメリカ軍が原爆投下によって第二次世界大戦を終結させた。」

という解釈が大変一般的であり、また「真珠湾奇襲の仇討ち」という意味合いも人々の思考に色濃く残っています。基地のあるこの街の軍付属の博物館にはもちろんエノラ・ゲイ(同型)も展示されていますし、零戦もそこに並んでいます。この記事を書いた日系人の教授は日系人と言っても日本語はほとんど話せない、強制収容所(通称キャンプ)で幼少期を過ごされた方です。

「僕は偽物の日本人。」

と冗談めかして時々彼は私に言います。

本物の日本人はと言うと、2007年に「原爆投下はしょうがない」との発言もあったりしましたが、その後湧き起った論難を見れば、やはり原爆投下をしょうがないとは考えられないのが、一般的な日本人の見解でしょう。かく言う私も、上記展示のエノラ・ゲイにこっそりとパンチをあびせましたけど。

その見解をもってすると、アメリカの歴史教育は間違っとる!と、なりましょうか?
正直なきもちとして私はそう思います。

でも、です。アメリカはトヨタ、ホンダ等を買ってくださるニッポン株式会社の「よいお客様」です。そのほかにも高度経済成長時代を通じ、電化製品など製造業を主産業としてきた日本に取って一大マーケットであったはずですね。

それなら、口は慎むべきっていう論理が成立してもおかしくないですよね?
お客様は神様なんじゃないですか?

ん?それとこれとは別?日本車は優秀だから?
そうなんですか????
ああ、何ですか、昔ありましたね、、日本車ボイコットとか。日本車燃やすとか?
愛国が爆発してました。80年代のアメリカ。レーガン政権下、「強いアメリカ」政策がかかげられていました。その後の米自動車業界の暗黒時代は何を語ってくれるんでしょうか?

...........


原爆投下に賛成であっても反対であっても共通の主張があります。

それは「世界平和」です。
同じ事を全然違う角度からながめている、ということですが。
世界平和を願いながら争う???

最近はアメリカも政権の傾向のせいか、駐日大使夫妻が長崎の平和式典に出席したり、変化は有ります。ただし、大衆レベルの歴史観がそれで大幅に修正されるまでには至っていないように見えます。そして何より政権が変われば元通りということも充分ありえますから。

国って面白いシステムだな、と思ったりします。
内側に問題があればあるほど外側を攻撃しようとするのが見え、国境は固く閉じられます。

相手の行為が意に染まないとき、どうしますか?
批判する?冷笑する?嫌がらせをする?戦いを挑む?排除する?交流を経つ?

相手の行為の理由に対して、更に理解を深くするために相手を学んでみようという選択肢はそこにあるでしょうか?

8月は大戦の終わった月。
世界が一旦平和に戻った月です。私の故郷のまちは、原爆後、更に攻撃を受けた数少ない街の一つです。私はやはり原爆が戦争を終わらせたという主張には同意できない。でも今は敵国であったはずのアメリカで、ハーフ(ダブル?)の子供たちを育てながら国ってなんだろう、とか思うわけです。原爆の開発者のひとりであったアインシュタインはどうして開発に関わったか、日本に落ちたと知った時に何と叫んだと言われているか。そして、爆撃機に乗った「英雄たち」の考えはどんなものだったか、、、知る事は色々とありました。

今月、TVXQ記事を書きませんでした。ご免なさい。来月は書こうと思います。でも、どの記事を書くときでも、TVXQを忘れた事は無い私です。視点は色々に移り変わりますが、たいていの場合は頭の中の彼らの事が浮かんでいます。それは、読者の皆様もそう思っておられるのでは?と思います。