夢のみとりz

見取り図を書いたり、看取ったり……黙って見とれ?はいはい。。。

Undatable君と Yellow feverちゃん

先日から、冬休みに突入したのですが、選挙とか、黒人青年への米警察官による殺害事件が多すぎるとか、はたまた慰安婦にまつわる歴史修正の問題がいよいよ英字メディアでもかなり報道されてクラス討論にも上がり、恥ずかし過ぎて死にたいとか、色々あって引っ込んでました。

色々あるけど、警察権が大きくなってきてるというか、暴力的になる傾向は日米両方とものようで、これは嫌だと思っています。こちらをご覧の方は、韓流やらKカルチャーに興味お持ちの方が多いと思いますが、韓流も10年後は取り締まり対象だったりしてね?

何はともあれ、韓流…どんどん懐かしい響きになっていく気がします。
米国では今K-POPのジャンルこそ存在するもののPSYオッパがそのジャンルの中で一人ぽつねん、そういう状態が長いです。以前PSYオッパがどうして売れて他は全然なのかということを言ったと思いますが、これが米国に於ける差別の現状なんですね。

つまりアジア人の男って“Undatable”として扱われる事が多い。
面白くてブサイクで、背が低くて、彼氏候補(彼氏に決める前にデートしてみるんですが、こっちは)にはちょっと、、、、というアジア人男性イメージにがっつりはまって居るわけですよね。調査ではっきりでてるんですが、白人、ヒスパニック、黒人の女性はアジア人男性とデートしないという人、多いです。

なら女はどうか?
男性とは逆にアジア人女性はモテモテです。白人男性からも、アジアンからも、ヒスパニック、黒人男性からも。ウハウハだな?と思います?

というところで、最近売れて来たのがこちら。どうぞ見てみて下さい。

王蓉という女性C-POP歌手なんですけど、PSYには届かないものの、結構この動画見られている模様です。で、PSYみたいなコンセプトでは有るのですがなんといっても彼女の場合はお色気が売り。

そう。アジア人女性のモテはこのお色気を中心に回ってます。これをYellow Feverと呼びます。
ここで勘違いされる方が多いのですが、モテるからってそれが良いこととは限らない。

寧ろ非常に嫌なことが多い。だってそれはアジア人女性への蔑視、「差別」が往々にして前提となってる事が多いからです。、全米の大学の人種別のレイプ被害率でも、アジア人は非常に高率ですし、しかも届け出ないおとなしい子が多いので余計狙われると言います。そして「男にかしづく」「エキゾチック」「エロい」というアジア人女子に向けられるステレオタイプな眼差し。それらは征服欲や支配欲と往々にして結びついています。

まあ、お気づきの諸兄、諸姉もいらっしゃるでしょうが、これ、日本人韓流ショッパーの皆さんが韓流アイドルをお買い上げになる時と同様の「差別」的視線だとはいえますね。

もちろん、東アジアの場合は女だけでなく男にもそういう視線は注がれていて、それは芸能や遊郭従事者に向けられる差別の視線そのものがそうなので、日本人だけがそうなのではないですし、構造的なものでは有ります。

でも、ここいらではっきり認識して置いたほうがいいのは、私達はその差別的な構造を通して、差別的に韓国人アーティストを「愛して」きたのだということでしょうね。ATMの私に何を言うの?という向きも有りましょうが、ATMになれるのも一つの権利であってその行為自体も差別的である、ということが出来ますよ。

そこでダイエットレイシズム。日常的な差別。見えなくても、差別です。中盤で女の子が、『アタシはレイシストじゃないんだけどーーーアジア人の男とはデートしないのよね』と言い放ってますww